フコクの高機能・高性能なシール製品について

様々な液体・気体の“モレ”を防ぐ。
あらゆる環境下での使用に対応。

「シール製品」はさまざまな、液体、気体をシールしますが、シールするものの中には、ゴムが苦手なものも少なくありません。フコクは卓越した材料開発により、顧客の高い要求に応え、自動車、空圧機器、産業機器等の分野へ展開しています。特に自動車の重要保安部品となるブレーキシステムに使われるシール製品は、材料開発力とともに、すぐれた生産技術力、品質保証体制を誇り、信頼性の高い製品を提供しております。

フコクのシール製品の特徴

世界シェアへとステップアップ
ダイヤフラム・ラジエータパッキン

フコクでは、高機能・高性能の多彩なシール製品を開発しています。ブレーキ倍力装置用「ダイヤフラム」は、使用条件や目的に応じた材料・形状を柔軟に設計。キャリパー用の「ピストンシール」では耐熱性、耐ヘタリ性を考慮した材料開発で、合理化した生産工程を採用。共に安定した品質でシェアを拡大中です。「ラジエータパッキン」も、日本を含め5カ国で年間3,000万本以上を生産するグローバル展開の製品のひとつ。エバポ規制に対応する「Duty Valve」も着実に納入実績を伸ばしています。

飛躍的な性能アップに成功
等速ジョイント用樹脂ブーツ(CVJブーツ)

エンジンの力で車輪を回転させる自動車。シャフト部分は「等速ジョイント」という機構で連結され、車軸が傾いた時の厳しい負荷に負けず、安定した回転を伝える必要があります。「過酷な条件下でジョイントを守り、動力を正確に伝える」ため、フコクは新ブーツの開発に取り組み、1987年、国内で初めて熱可塑性ポリエステルエラストマーを使用した「等速ジョイント用樹脂ブーツ」の開発に成功。高分子化学の研究が進みブーツの飛躍的な長寿命化、軽量化に貢献し高まる時代のニーズに応えています。