1953年の設立から半世紀を経て、2005年に東証第一部に上場した当社は、新しい時代に向けての組織改革を行い、企業の理想形に向けた様々な取り組みを現在も続けています。経営組織の見直しや技術革新などのほか、職場環境の改善にも尽力しており、そのひとつが社員アンケートによる組織健康度診断です。70ほどの質問項目と自由記述による無記名アンケートによって、部門ごとの改善点が明らかになりますから、部門の管理者にとっては身の引き締まる制度です。反対に社員は自由に気兼ねなく意見を示すことができ、働きやすい環境作りに役立っています。

  終身雇用を前提とする当社の人事的基本方針は厳選採用と徹底教育です。業種も規模も異なる他社との合同合宿研修を含め、新人研修は3か月間。その後の配属は原則として第3希望までのどこかに決まりますが、どこの部署であろうと、精一杯力を尽くしていく中で、本当にやりたい仕事が見えてくるものです。

  グローバルな事業展開が必至の今日、海外勤務も必然となります。むろん、そのための教育はしっかり行い、最近は短期海外勤務から慣れていくトレーニー制度も試行しています。海外で働く場合、フコクとして一番大切なことは、日本人としてのアイデンティティをきちんと持った社員が、フコクのやり方でビジネスを展開すること。価格競争という厳しい現実もありますが、確かな技術力と誠実で熱心な行動こそ、結局は信頼を得る一番の力だと信じるからです。この意味においても、世の中のためになりたいという価値観を持った感受性の鋭い、学ぶ意欲のある学生の登場を心から待ち望んでいます。