創業の精神である「Yes,We Do !」に顕著なように、お客様のどんな依頼にも即答で応じ、持てる知恵と技術の限りを尽くしてきた結果が、今日のフコクの製品群です。「こんなものは出来ないか?」お客様のその問いかけと、できそうになくても「とにかくやってみる」ことが発展の糸口でした。ものづくりに対する熱意とお客様の要望に応えたいという誠意、さらに地道な努力によって、世界のどこにも負けない品質を実現させてきたのです。また、独立系企業であることから、制約を受けずにさまざまな企業をお客様とすることが出来る点も、当社の製品力を高め続けている大きな強みと自負しています。
  同じ原料でありながら、加工方法や加える素材の微妙な差異によって、さまざまに変化することがゴムの特徴であり、尽きることのない魅力です。そこには化学的に果てない興味が存在します。一方、フコクでは製造設備の内製を行っていますから、機械工学的な仕事の醍醐味も味わえるはずです。他社製造の製造設備を購入しても、改造を行う必要があり、自社独自の設備を追求する面白さも無限でしょう。情報処理システムもIT会社からそっくり導入するのではなく、内部開発を行っています。このように、当社には得意分野を生かす仕事が数多く存在します。ゴムという原料を使った自由度の高い産業は、日本国内だけではなく、世界中に広がることが必至ですから、海外を開拓し、異文化に触れる喜びもあります。

  しかし、産業の発展が生み出す環境問題もまた避けられない現実です。グローバル化に当たり、私たちは環境への負荷をどこの国のどこの企業よりも少なく抑え、現地の利益や雇用に最大限に誠実に対処し、かつ最良のものを製造することができると自負しています。ただ利益を追求するのではなく、日本の発展のみを願うのではなく、地球全体を私たちの社会と考え、お客様となる国のより良い発展に寄与しなければ意味がありません。この理念とそれに伴う技術をフコク最大の強みとする覚悟があります。
  世界ビジネスの標準化に適応するISOへの取り組み、より高度なICT技術、組織全体を簡潔に分かりやすくまとめたグローバル標準規程などが私たちのビジネスの実現を力強く支えています。終身雇用を旨としながら、かつての年功序列型を排した新人事制度による人材育成は当社運営の要と言えるでしょう。何故なら多くの企業が謳うように、当社にとっても人材こそ、何よりも重要な宝と考えるからです。優秀な人材を望むのはビジネスの発展のためだけではありません。私の真の願いは社員一人一人が仕事に意義を見出し、毎日を幸福に送ることです。そしてその幸福感を国内にも海外にも普及させていくには、フコクの哲学を理解し、お客様を大事にする真摯で優秀な社員の存在が不可欠です。

  社会に貢献するビジネスを発展させ、働き甲斐のある職場を維持し、さらに充実させていく。そのための力となる、好奇心に満ち、向上心があり、克己心を知る人材を育成する土壌はあります。この成長の場に、これまでの自分を作り上げてきたものをひとつひとつ思い返し、充分に自分というものを把握した上で、勇気をもって飛び込んで来てください。現在の持てる力を惜しみなく出そうとする意欲ある学生の入社を望んでいます。