2015年入社(新卒採用)
H.Mさん
開発案件で求められる物性を持つゴム材料を開発しています。
業務の流れとしては、大きく二つあり、一つは、設計部門から「新しい製品を作りたい」「こういう特性を持ったゴム材料が必要」などの要望が寄せられ、それを満足する材料を作ることです。もう一つは、これから必要になると思われる性能・機能を得るための材料の検討・開発です。ゴム材料は、十数種類の原材料を組合せて作られる複合材料です。原材料の組合せと添加量(配合)によって出てくる物性が変わるため、過去のデータや文献などを参考に配合を考え、できたサンプルの物性を評価し、求められる物性を持つ新しい材料を開発していきます。
私の所属する部署には、さらに製品群ごとに材料開発グループがあり、私が担当する防振製品は1グループ4~5人で取り組んでいます。基本的には、1つの案件を1人が責任を持って開発する体制ですが、作業量の多い案件や難しい案件などはグループで協力することもあります。
この他にも、他部署から依頼された評価や製品試作のためゴム材材料など、開発業務以外の仕事も行っています。
8:00
メールを確認後、開発に向けて、どのような配合にするか検討します。
10:00
上司やグループの人に業務の進捗状況を報告、案件のデータを共有したり、どうすすめるか上司と相談したりします。
12:00
昼食をとり、午後の業務に備えます。
13:00
大きなゴム練り機を使う、力のいる仕事です。
14:00
開発中のゴムのサンプルで求められる物性が得られるか試験します。
15:30
今後の配合検討に活かすため、日々のデータをきちんとまとめて考察することが大切です。
16:30
会議発表用の報告書をまとめます。スケジュール管理も大切な仕事のひとつです。
17:30
忙しい時は退社が19時すぎになるときもあります。