研究開発職

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 2015年入社(新卒採用)H.Mさん

いろいろな分野へ挑戦しているところがフコクの魅力
自身も経験を積み、さらなるステップアップを目指す!

2015年入社(新卒採用)

H.Mさん

業務内容

開発案件で求められる物性を持つゴム材料を開発しています。
業務の流れとしては、大きく二つあり、一つは、設計部門から「新しい製品を作りたい」「こういう特性を持ったゴム材料が必要」などの要望が寄せられ、それを満足する材料を作ることです。もう一つは、これから必要になると思われる性能・機能を得るための材料の検討・開発です。ゴム材料は、十数種類の原材料を組合せて作られる複合材料です。原材料の組合せと添加量(配合)によって出てくる物性が変わるため、過去のデータや文献などを参考に配合を考え、できたサンプルの物性を評価し、求められる物性を持つ新しい材料を開発していきます。
私の所属する部署には、さらに製品群ごとに材料開発グループがあり、私が担当する防振製品は1グループ4~5人で取り組んでいます。基本的には、1つの案件を1人が責任を持って開発する体制ですが、作業量の多い案件や難しい案件などはグループで協力することもあります。
この他にも、他部署から依頼された評価や製品試作のためゴム材材料など、開発業務以外の仕事も行っています。

Interview

研究開発職 H.Mさん 業務風景
学生時代に学んだことで、今の仕事に役立っているのはどんなところですか?
学生時代には、地質分野の勉強をしていたので、現在の仕事と直接重なってはいませんが、専攻した内容だけでなく、それに伴って経験したことが仕事を行ううえで活きていると思います。
私は所属していた研究室の1期生だったので、先輩の実験データや過去の知見がほとんどなく、実験方法から確立する必要がありました。そのため、再現性のある実験方法の確立だけで1年以上かかりました。仕事においても研究開発は確立していない新たな試みを行うことが多く、学生の頃の経験が活かされていると思います。また、大学院の頃は、学会までにフィールドワーク(露頭調査)や実験計画などを組んで、期限までにデータをまとめることが多くありました。チームで調査や実験を行うことが殆どだったので、周りのメンバーと協力することも学びました。仕事においても、納期へ向けて関係者と調整しながらスケジュール管理を行うことや、協力して成果を出すことが求められるので、大学院での経験が活かされていると感じています。
フコクに興味を持ったきっかけや、魅力に感じたポイントはなんですか?
フコクを知ったきっかけは、大学のキャリアセンターから勧められたことでしたが、魅力を感じたのはいろいろな分野の部品を作っているところでした。時代とともに世の中に必要な製品が変わっても、その都度新たな部品を作ることができればこれからも発展する会社なのではないかと感じました。
また、女性でも技術職での採用があったことや、関東圏内での勤務が希望で就職活動をしていたので、全国転勤がないこともポイントになりました。
研究開発職 H.Mさん 業務風景
仕事のなかでやりがいを感じるのはどんなときですか?
入社当初は、品質保証本部で社内の計測機器管理をする仕事をしていましたが、工場で製品を作るための大前提である品質管理について、日々改善や業務を行っていて、大切な仕事だと感じました。過去10年程行えていなかった愛知工場の計測機器管理の見直しや、社内で計測機器スクールを実施できたことは大きな達成感がありました。
中央研究所に異動してからは、大手自動車メーカー向けの開発案件を行う機会があり、ゴム材料の開発や試験方法の考案など新しいことに挑戦できる環境があり、成長を感じました。お客様先へ訪問し、設計や研究所の方と直接打ち合わせするなど、貴重な経験が増え、やりがいを感じています。
反対に、仕事をするうえで大変なのはどんなところですか?
作業のなかでは、自分の背丈よりも大きいゴム練り機を操作することもあるので、力仕事が多いことが大変です。また、ゴムの配合や製品の作り方などについて、常に新しい情報を得て勉強していく必要があります。
また、開発の仕事は、試験の計画も個人に任されているという自由さはありますが、終わりが曖昧なので、自分でペースを管理することが大切だと感じています。数年にわたる長期開発もあるため、モチベーション維持のための気分転換も大事になります。
研究開発職 H.Mさん 業務風景
将来は、どんなふうに成長したいと考えていますか?
中央研究所は、若い20代~30代の若い職員が多いのですが、若手が意見を言いやすい環境です。希望するキャリアに関する意見にも耳を傾けてくれる雰囲気があるため、今は、研究開発の部署にいますが、今後は、設計や解析など他の部署の業務も経験することで、良い製品を作るための方法を多角的に考えられる人材になっていきたいと考えています。

Schedule

8:00

出勤出勤

メールを確認後、開発に向けて、どのような配合にするか検討します。

10:00

ミーティングミーティング

上司やグループの人に業務の進捗状況を報告、案件のデータを共有したり、どうすすめるか上司と相談したりします。

12:00

昼休憩

昼食をとり、午後の業務に備えます。

13:00

ゴム練りゴム練り

大きなゴム練り機を使う、力のいる仕事です。

14:00

ゴム物性試験ゴム物性試験

開発中のゴムのサンプルで求められる物性が得られるか試験します。

15:30

データまとめデータまとめ

今後の配合検討に活かすため、日々のデータをきちんとまとめて考察することが大切です。

16:30

報告書作成・スケジュール調整報告書作成・
スケジュール調整

会議発表用の報告書をまとめます。スケジュール管理も大切な仕事のひとつです。

17:30

退勤

忙しい時は退社が19時すぎになるときもあります。

就職活動中の皆さんへの
メッセージ

フコクはワイパーブレードだけでなく、いろいろな分野へ挑戦している会社です。今の専攻は関係ないと思う方も、これからは変化の多い時代になり、今想像もしていなかったことが仕事に活かせる時代になるかもしれません。いろんな分野を学んだ人が集まって、新しいものが生みだせると思うので、少しでも興味があればぜひ応募してみてください。

研究開発職 H.Mさん

採用インタビュー

このほかにも、フコクのことをよく知っていただくためのさまざまなコンテンツを用意しています。ぜひご覧ください。

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